ホームページの制作や構築、管理や更新で知っておくべき用語をご紹介

ホームページの更新や管理において、最初の壁になるのが「専門用語」です。カタカナだったり、英語の略称だったりと、文字列だけ見ても理解がしにくいこともあるでしょう。

同じくWordPressも同様であり、何となくは理解しているが、しっかりとわからない用語がたくさんあるかもしれません。ホームページやWordPressの初心者から中級者、上級者にレベルアップするためにも、少しずつ専門用語を覚えて、理解を深めていくことをおすすめします。

今回はホームページの制作や構築時、管理や更新時、そしてWordPressによるホームページ制作や構築時、WordPressでコンテンツ制作時に知っておくべき用語をそれぞれ分けてご紹介します。

ホームページの制作や構築時に知っておくべき用語


はじめにホームページの制作や構築時に知っておくべき用語について解説します。

ドメイン

ドメインとはホームページのIPアドレスを可読性の高い英数字と記号で表したものです。ホームページのIPアドレスはいわば住所であり、数字とドットのみで構成されているためURLとしてはわかりにくいのが難点です。そしてドメインは企業や組織・ブランドやメーカー、または商品やサービスに関連する文字数列を取得できることもあるため可読性とともに認知、すなわち覚えてもらいやすくなります。

一昔前で言えば、フリーダイアルや代表の電話番号を語呂合わせしたようなものと似ており、直接的に英字だけでドメインが取得できなければ、数字の読み方の解釈を変えつつ覚えやすく、短いドメインにすることもあります。また、ドメインは企業や組織の公式連絡先のメールアドレスとして利用されることもあり、代表となるメールアドレスの他、担当者ごとに@以前を割り振ることで、個別のメールアドレスを発行し、名刺に記載するのも珍しくありません。

必ずしも短くて覚えやすいドメインが良い、ということではありませんが、何らかの理由でURLやメールアドレスを入力してもらうことがあれば、長くて覚えにくいと間違えてしまうこともあるため、一長一短であると覚えておきましょう。

サーバー

サーバーとはホームページのデータやプログラムを保管し、実行する物理的な機器を指します。昨今ではオンプレミスで物理的に自社で管理するよりも、レンタルサーバーや仮想サーバー上にホームページを構築するケースも当たり前になってきました。

もちろん、機密情報や個人情報を少しでも外部に漏らしたくない場合はオンプレミスが良い場合もありますが、クラウドや仮想サーバーの提供元にセキュリティに関するコストや面倒を任せた方が、結果的に安全かつコストを抑えられることもあります。

また、ホームページの制作や構築の段階において、すべてを自社で対応したい場合はサーバーやサーバーのOS、セキュリティ、アップデート、ホームページを構築するプログラムやパッケージに関する知識・経験・ノウハウが必要です。

ここで注意したいのがドメインの取得やレンタルサーバーなど、クリックや簡単な入力だけで契約・支払いまで可能であり、基本的なセキュリティは整っていることから「知識がなくても大丈夫」と勘違いしてしまうことです。最悪の場合、セキュリティが確保できずにサイバー攻撃に遭遇してしまう可能性があることを忘れず、特にセキュリティに不安がある場合は早めに専門家に相談して対処してもらいましょう。

CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)

CMSとはコンテンツ・マネジメント・システムの略称であり、コンテンツの管理と動的にページを生成する仕組みを持つシステムやプラグラムを意味します。CMSで代表的なものとしてWordPress・Movable Type・Joomla!・Drupalなどがありますが、シェアや人気とともに有名なのはWordPressと言えるでしょう。各種レンタルサーバーにおいても、WordPressをクリックや簡単な入力だけで構築できる仕組みやオプションもあるため、気が付けばWordPressでホームページができていた、という位に最適化されています。

ただし、WordPressの構築や設置は「あくまでもデフォルトのまま」なら簡単にできるだけですので、デザイン・セキュリティ・機能・各種ページの文章や画像などに対応する必要があります。よくわからないまま、デフォルトのままで企業や組織としてホームページを運営しないように注意しましょう。

HTML・CSS・JavaScript・PHP

HTMLはハイパーテキストマークアップランゲージの略称であり、簡単に言えば文章をタグで構造化する仕組みです。CSSはカスケーディングスタイルシートの略称であり、HTMLのタグに合わせて値を設定していくことで、タグ=ソースのままでは読みにくいHTMLを人間でも読みやすいようにデザインする仕組みです。

JavaScriptはHTMLやCSSにはできないデザイン表現や機能の追加ができる仕組みです。例えばバーガーメニューやポップアップメニュー、ユニバーサルで扱いやすいアイコンやリンクの設置、動的な表現やGoogleアナリティクスへの情報送信などが代表的です。PHPはサーバ上で動くプログラミング言語であり、CMSであるWordPressはPHPで記述されて動いています。PHPは比較的可読性が高く、後々にWordPressでホームページの更新や管理を行う人であれば、どのような仕組みか知っておいて損はありません。

そして、上記の4つの技術や仕組みの詳細を知らなくてもホームページの設置と構築、コンテンツの制作ができるシステムがCMSであると覚えておきましょう。

レスポンシブデザイン・マルチデバイス・マルチプラットフォーム

レスポンシブデザインとはディスプレイのサイズに合わせて、デザインが最適化される仕組みを指します。マルチデバイスとは、スマートフォン・タブレット・パソコンなど、デバイスを問わず利用できる仕組みを意味します。そしてマルチプラットフォームとは、OSやデバイスにとらわれずに動くプログラムや仕組み、アプリを意味します。これらは基本的にユーザーがどのデバイスでホームページにアクセスしても、きちんと表示されること、機能が正常に動作することで、ユーザーの環境によらず、なるべくほぼすべてのユーザーに情報を提供するために必要な考え方、技術、仕組みだと覚えておき、なるべく対応できるようにしておきましょう。

ただし、ユーザーにまんべんなく情報を提供すべきとはいえ、ガラケー(古い携帯電話)や古すぎるデバイスまでは対応しきれないこともあります。また、古いブラウザへの対応を終了しているサービスなども増えていることから、すべてに対応するというより、OSやデバイスのアップデートが切れていない範囲まで対応すると区切りを付けた方が良いかもしれません。

ホームページの管理や更新時に知っておくべき用語


次にホームページの管理や更新時に知っておくべき用語について解説します。

アクセス解析

アクセス解析とはGoogleアナリティクスのようなサービス・ツールを用いて、ホームページの記事やコンテンツ、固定ページへのアクセスを集計し、解析することを指します。アクセス解析では閲覧したユーザーの個人が特定はできない情報ではあるものの、地域や年齢、性別、アクセスしているデバイス、アプリやブラウザなどが把握できるようになるため、どのようなユーザーがアクセスし、どの記事・コンテンツがどんなキーワードで検索されているかの情報を得ることができます。

アクセス解析を行っていくことで、ホームページから情報を得られるようになれば、潜在的な顧客層のニーズや、逆に把握していなかった顧客層の発見につながり、新しい商品やサービスの開発に役立てること、もしくは新しい記事コンテンツを制作することにも役立ちます。

逆に言えば、アクセス解析を行わない場合、どんな人が見ているのか、どのような情報にニーズがあるのか把握できず、ユーザーに寄り添った、ユーザーの利益になる情報発信をしにくい可能性があります。

SEO

SEOとは検索エンジン最適化を意味する用語であり、検索エンジンに見付けてもらい、検索エンジンに理解してもらい、検索エンジンに正しい評価をしてもらうために必須の仕組み・考え方と言えます。例えばGoogleでは、企業や組織の利益優先ではなく、ユーザーの利益を優先すべきと提案しています。同時に、ホームページやコンテンツが企業や組織として権威性・信頼性・専門性を高めることで、質が高まっていくこと、そして検索エンジンのクローラーが見つけやすく、理解しやすくしてくれれば、しっかりと検索順位に反映されるとされています。

昨今では古い手法のSEOや誤ったSEOは検索エンジン側の評価を下げる行為と自動で認識されてしまうこともあり、企業や組織・ブランドやメーカーとして正しく、最新のSEOを保つことを重視しています。SEOを無視していたり、何も対策していないままですとITやWeb領域で格差が生じてしまうため、SEOについて理解を深め、しっかりと実践していくことが求められます。

著作権・引用要件

業界や業種によっては、自社の知識・経験・ノウハウ・スキルだけではなく、他の文章や画像などを引用して記事コンテンツを制作することもあるでしょう。しかし、文書や画像は基本的に著作権があり、引用の要件を満たしていなければ勝手に利用することはできません。

例えば、画像を利用したい場合においても、著作権や引用の要件に注意しないことで、著作権関連で罰則を受ける可能性があります。企業や組織の場合ですと利益や売上につながる記事コンテンツの可能性が高いことから、著作権を守り、引用の要件を満たすことは絶対だと覚えておきましょう。

基本的には自社のオリジナルの文章や画像を用意すること、引用する場合においても引用の要件を満たしつつ、市区町村や各省庁、もしくは信頼できる大手有名企業の文章などのみを利用し、信頼性の低い記事やコンテンツから引用を避けることをおすすめします。

アップデート・アップグレード

アップデート・アップグレードとは、サーバーや各種プログラム、システム、CMSなど、新しい機能の実装や古いバージョンからの切り替え、セキュリティパッチや脆弱性の修正を行うことを指します。例えば、Webサーバーとしてのパッケージに脆弱性が発見された場合、アップデートやアップグレードで対応しなければ脆弱性が存在したままになり、サイバー攻撃の標的となればセキュリティインシデントになる可能性が高いです。

アップデートやアップグレードを適切に行うことで、最新の機能を利用できたり、セキュリティ的に安全になったりするため、ホームページの更新管理においては最も重要な部分であると覚えておきましょう。特にレンタルサーバーによっては、サーバーのOSなどのアップデート・アップグレードは自動で行われていても、自社のレンタルしているサーバー領域で駆動しているプログラム・システム・パッケージは自己管理というケースもあります。実際にWordPressのアップデートを行わないまま放置してしまい、脆弱性が残ったままホームページ更新管理をされているケースもありますので、よくわからない場合は専門家に相談することをおすすめします。

アルゴリズム変更

アルゴリズムの変更とは、検索エンジンがホームページや記事コンテンツに対する評価指標を見直したり、検索順位への反映を変更したりすることを指します。検索エンジンは基本的に機械的にシステムが判断をして、結果が検索順位に反映されるため、その仕組みを解析されてしまうと、本来検索エンジンが望む「ユーザーの利益優先・質の高いコンテンツ」でなくても、検索結果の上位に表示されてしまいます。

実際に悪質な業者がアルゴリズムの一部を解析および分析し、検索順位の上位に表示させることで、被害を被ったユーザーも存在していることから、検索エンジンは定期的にアルゴリズムを変更するのです。これらは誤ったSEOを行ってしまうことで、悪質な業者と判断されてしまう可能性があること、もしくは古いSEO手法を放置してしまうことで同様に評価が下がる可能性があることを示唆しているため、ホームページの更新管理でしっかりと対応していく必要があります。

WordPressによるホームページの制作や構築時に知っておくべき用語


次にWordPressによるホームページの制作や構築時に知っておくべき用語について解説します。

テーマ

WordPressのテーマとは、HTMLやCSS、JavaScript、PHPを用いて作られたデザインのテンプレートの集まりを意味します。テーマを切り替えるだけでホームページ全体のデザインを切り替えたり、テーマ固有機能を利用できたりすることが可能です。実際にWordPressは公式かつ無料のテーマをカスタマイズして、自社のブランドイメージやカラー、商品やサービスに合わせたオリジナリティのあるデザインを再現しているケースも多く存在します。

テーマは無料で利用できるもの、機能の一部が無料、すべてが有料とさまざまであり、必ずしも有料の方が優れているとは限りませんが、国内のデザイン会社が制作した有料のテーマは質が高く、SEOに配慮されていることから購入して利用しているケースもあります。

テーマはとても便利な仕組み・機能ではあるものの、細かなカスタマイズをしないとデザイン的な部分で差別化できないこと、どこかで見たようなデザイン、安っぽいデザインに感じられてしまうので注意しましょう。ホームページの更新や管理はできても、デザイン面で対応できる担当者がいない場合は外部委託や専門家への相談を視野に入れるべきです。

プラグイン

WordPressのプラグインとは、WordPressに新しい機能や機能を伴うデザイン、もしくはデザインを変更する仕組み・機能を指します。テーマでは導入や実装できない機能、もしくはデザインを実現できるため、テーマとプラグインの組み合わせ次第でオリジナリティのある質の高いホームページ制作が可能です。

テーマと同様に無料・有料・一部有料があり、似たような機能・デザインを持つものも多いこと、プラグイン同士の競合や競合による不具合も考えられるため、初心者や素人の方が安易にプラグインをたくさん入れてしまうのは少々危険かもしれません。また、管理画面の公式からインストールできるプラグインは安全性が高いとされていますが、公式ではないプラグインをダウンロード・インストールするとマルウェアや悪質なスクリプトが埋め込まれている可能性がありますので注意しましょう。

プラグインの場合もわからない、うまく動かない、WordPressが動作しなくなった、という状況になる前に専門家に相談、依頼した方が安全であると覚えておきましょう。

ヘッダー・メインコンテンツ領域・フッター・サイドバー

ヘッダーとは、HTMLソースのヘッダー領域と、デザインでのヘッダー部分と2つあります。HTMLソースにおけるヘッダーはホームページのメタ情報やGoogleアナリティクスの解析タグ、CSSやスクリプトのタグが配置される領域です。デザインでのヘッダー部分はホームページのタイトル、ロゴ、メニュー、固定ページへのリンクが並ぶ部分であり、ホームページの一番上に表示されるデザインなので非常に重要です。

メインコンテンツ領域は記事コンテンツのリンクや記事コンテンツの本文が表示される領域です。トップページのメインコンテンツ領域に表示される情報はテーマや設定によって異なると覚えておきましょう。

フッターとはホームページの一番下に表示されるデザイン部分を指します。主に各種ページへのリンクや企業情報、SNSへのリンクが配置されているような部分です。フッターもテーマやプラグインの組み合わせによって表示できるパーツやリンクをカスタマイズできます。

サイドバーはテーマのカラムによって異なり、各ページへのリンクやランキング、新着記事などを表示できる部分です。1カラムの場合はサイドバーはなし、2カラムでサイドバー1つ、3カラムでサイドバー2つになると覚えておくと良いでしょう。一般的には2カラムでサイドバーを左右のどちらかに配置し、多すぎない程度に内部リンクを配置するのがシンプルで閲覧するユーザーに嫌がられない情報量を保てます。

テーマエディター・テーマ固有機能

テーマエディターとは、テーマに含まれるPHPやCSSのテンプレートをカスタマイズできる機能・仕組みです。テーマエディターはHTMLやCSS、PHPについて理解が浅いままコピペでカスタマイズしようとすると、WordPressそのものが動かなくなったり、デザインが崩れて元に戻せなくなったりするので慎重に行いましょう。わからない場合は専門家に任せるのが吉です。

テーマ固有機能は管理画面にあるテーマのカスタマイズや設定の項目に追加されたメニューから各種設定を行う機能です。例えば、背景色や文字色を変更したり、ファビコンやロゴを設定したりと、細かくカスタマイズできる固有機能を持つテーマがあります。テーマ固有機能がない場合はテンプレートを直接カスタマイズするか、プラグインによってデザインと機能を実装する方法でカスタマイズできます。

パーマリンク設定

パーマリンク設定とは、WordPressの管理画面の設定で変更できる項目であり、作成した記事コンテンツドメイン以降のURLを決定する機能です。デフォルトでは可読性が低い英字数列であるため、必要に応じてプラグインなどで記事の内容がわかるパーマリンク設定にしたり、年月日やタグ、カテゴリーで仕分けしてURLが表示されるようにしたりと、ホームページに合わせて設定しましょう。

注意点としてはパーマリンク設定は安易に変更すべきではないことです。例えば、何らかのタイミングでパーマリンク設定を変更してしまうと、外部リンクや内部リンクが崩れてしまったり、検索エンジンからの評価を失ったりする恐れがあります。WordPressを構築した時点でパーマリンク設定を行っておくか、リダイレクトおよび転送について理解を深めて、検索エンジンの評価を維持したままパーマリンクを変更できるようにするなど、慎重に取り扱うことをおすすめします。もし、よくわからないままパーマリンク設定を変更してしまい、アクセスやPVが激減した場合はすぐにでも当社にご相談ください。

WordPressでコンテンツ制作時に知っておくべき用語


次にWordPressでコンテンツ制作時に知っておくべき用語について解説します。

トップページ・アーカイブページ

WordPressのトップページとは、ドメインにアクセスして表示されるページを指します。もしくはドメイン内の指定したディレクトリ名の直下のページである可能性もあります。トップページは企業や組織、ブランドやメーカーの一番の顔・名刺・広告塔・看板であるため、しっかりとした作り込みと、情報量の調整を行うことが重要です。あまりにごちゃごちゃしていても不快に思われる可能性もありますし、シンプル過ぎると他のページを見てもらえないまま離脱や直帰してしまうということもありますので、デザインについて知識や経験、ノウハウが少ない場合は注意しましょう。

アーカイブページとは、作成した記事コンテンツを年月日、タグ、カテゴリー、検索結果などで表示するページを指します。例えば、同じタグを設定してあるページの一覧を表示したい、同じくカテゴリー内の記事をまとめてチェックしたいユーザーが見てくれる可能性があります。同様に時系列や年度などで記事コンテンツをチェックしたい人もアーカイブページを見る可能性があるため、よほどの理由がなければトップページと同様に作り込んでおくと良いでしょう。

固定ページ・記事ページ

固定ページとは、基本的には頻繁に更新しないページを作成する時に利用する機能と言えます。例えば、会社概要、コンセプト、リクルートページ、問い合わせページ、申し込みページ、マップなどなど、必要ではあるものの、1ヶ月〜半年、1年は変更されないものを作成し、ヘッダやサイドバー、バーガーリンクなどにリンクを設定する際に役立ちます。

記事ページとは、新規記事作成で作成した記事コンテンツを指します。新商品や新サービス、新着情報の他、コンテンツマーケティングのための記事コンテンツの制作をする時に役立ちます。新着情報やコーポレート情報とコンテンツマーケティングの記事を分けて投稿することも可能です。テーマやテーマ固有機能、プラグインを駆使することで実装可能ですが、難しいと感じたら専門家に任せましょう。

Gutenberg(ブロックエディター)・クラシックエディター

ブロックエディターとは、最新のWordPressで搭載されている新規記事作成のエディターであり、直感的に記事コンテンツを制作できるUIを備えています。ブロックエディターは慣れてくると非常に便利ですが、旧エディターであるクラシックエディターの方が使い勝手が良かった、直感的に使いやすかったという方は、クラシックエディターに変更できるプラグインで元に戻している方もいらっしゃいます。

今のところ不具合等が出たという話は聞きませんが、少しずつ最新のブロックエディターに慣れていくことを忘れず、コンテンツ制作のスピードが落ちるのであればクラシックエディターを利用し、更新や管理の頻度が下がらないようにすることも重視するとよいでしょう。

アイキャッチ画像・カテゴリ・タグ

アイキャッチ画像とは、トップページやアーカイブページ、またはSNSに投稿した時に表示される画像です。記事ページではタイトルの直下に表示される画像でもあるため、なるべくなら必ず設定しておきましょう。

カテゴリとは記事コンテンツが何のカテゴリに属するのか示す機能です。タグも同様であり、記事コンテンツにどのような内容が含まれるのか示すことで、アーカイブページなどで表示されるページの仕分けをすることができます。ユーザー目線で考えた場合でもカテゴリやタグが設定されていると親切ですし、検索エンジンとしても内部リンクをクロールする際に役立ちますので、なるべくなら未分類にせず、しっかりとカテゴリ分けやタグの記載を行うことをおすすめします。

SNSとの連携・SNS投稿の埋め込み・フォローボタン設置

WordPressで制作したコンテンツは、検索流入のみに頼るよりも、SNSからの流入を狙う方がアクセスやPVが伸びやすくなり、潜在的な顧客層・ターゲット・ペルソナにリーチしやすくなります。すなわち認知拡大や興味関心の育成につながり、Webマーケティングやコンテンツマーケティングで結果を堕しやすくなるということでもあるので、プラグインやテーマ固有機能でSNSと連携しておきましょう。

また、逆にSNSの投稿をコンテンツ内に埋め込むことで、動画や音声、文章を再利用・活用できるようになります。あまり、ゴテゴテに埋め込み過ぎるのは逆効果ですが、適宜利用していくと効率的です。また、公式SNSへのリンク、フォローボタンの設置、SNSに記事コンテンツを直接投稿できる機能を設置しておくと、SNSのフォローや友達が増えたり、記事コンテンツを見たユーザーが拡散してくれたりするので、なるべくなら設置して上手に運営していくことを心がけてみてください。

まとめ:ホームページの制作・構築・管理・更新は幅広い知識が必要だと覚えておこう

今回はホームページの制作や構築時、管理や更新時、そしてWordPressによるホームページ制作や構築時、WordPressでコンテンツ制作時に知っておくべき用語をそれぞれ分けてご紹介しました。

ホームページやWordPressの用語は難しいものではありませんが、苦手意識があったり、通常の業務に関係なかったりすると覚えにくいですし、知識やノウハウの蓄積に時間が掛かることがあります。何とか、ホームページの更新や管理を自社対応:内製にしたいが、厳しいかもしれないと感じているのであれば、早い段階で専門家に任せることをおすすめします。

当社リップルネットでは、月額14,300円(税込)でホームページの更新や管理を承っております。やっぱりITやWebは難しい、本業に専念したい、ITやWebの技術的な人材を育てるための時間が欲しい、もしくは用語を通じて各種カスタマイズやマーケティング施策に挑戦したい場合など、お悩みなことがあれば、ぜひともこの機会にご相談、お問い合わせください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事がホームページやWordPressに関する用語について知りたかった方のお役に立てれば幸いです。

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